陰鬱な土曜日の本
土曜日なので土曜日にちなんだ話をしましょう。
King crimsonの「太陽と戦慄」というアルバムに収録されている、Book of Saturdayという曲を紹介します。
冒頭にコメンタリーが入ってるので1:47まで飛ばしてください。というかそこに飛ぶように設定してあります。
これはソロ版です。オリジナル版はメロディアスすぎてあんま好きじゃないです。
和訳はこのサイトのものが最も正確だと思います。
ProgLyrics(プログレッシヴ・ロック名詞選): 「土曜日の本」キング・クリムゾン
詩的な英文を自分で和訳するなんて芸当は、私は能力不足なのでできません。
平気で文法無視してくるし。おとなしく先人の和訳を貼ります。
単純に韻文が美しいのと、歌ってる人の歌い方が好きです。ロバート・フリップ翁かな?記載がないのでわからないですが。
歌ってて楽しい曲ですね。洋楽で唯一歌える曲です。
初期のKing crimsonは当時の他のプログレバンドと同じくかなり難解で長い曲が多いですが、この曲は小品なので聞きやすいです。ほかの曲と比べて内容も現実的で、そんなに仰々しくないです。幻想的な曲から方向転換した後のアルバムという事もありますが…
King crimsonは何回も方向転換するので、1粒で3回おいしいみたいな感じなんですよね~ 他にも好きな曲いっぱいあります。Disciplineでビートとポリリズムやってた時も全然雰囲気違いますが好きです。フリップ翁の超絶ギターテクが光ります。
最近Spotifyにも配信復活して嬉しいです。配信嫌がってたことについての裁判が終わったのかな。
最後に。アルバム名の「太陽と戦慄」は日本発売に勝手につけられたタイトルで(この時代ではよくあること)、原題は「Larks' Tongues in Aspic」という名前です。
直訳すると「雲雀の舌のゼリー寄せ」となります。名前を考えた人曰く中国の古い宮廷料理の名前とのこと。
雲雀の舌のゼリー寄せが何なのかわからないので、AIに聞いてみました。
一部アルバムジャケットの要素が入ってしまっていますが、こんな感じらしいです。
本当かな?